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案山子のひとりごと

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2007年 06月 28日

事業経営

今朝は曇り、予報では晴れ、所により雨、降水確率は低い
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昨夜の月、さえざえと
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食品加工会社「ミートボール」従業員71名を解雇、会社は休眠にはいるが
早くも設備ごと社屋を売ることも表明している。
牛肉偽装事件発覚から一週間で、この決断。従業員との話し合いには、ハローワーク
の人間も呼んであったという。この決断は、たぶん退職金が払えるうちにというような
言い分も合ったろう。ただし、本来の日本的経営者であれば、社長一家が自分達の
資財をつぎ込んで、従業員の生活を守り、維持する方向に運営する筈。
たしかに食品という安全、信用が前提の業界では、これだけマスコミにもたたかれ
報道されては、事業を継続するのは大変困難なことは、予想される。
しかし、従業員の生活の維持を、事業経営の第一の目的と認識している経営者
であれば、事業を継続するだろう。日本の多くの中小企業はそうして、社会を
構成してきた。この経営者、昨年度、社長と妻、三男の専務で1億3千万の報酬を
とっていた。税引き後の当期利益は赤字であった。
クレームで返品の商品は、保険金を取り取引先への保証金に当て、返品の商品は
長男が経営する、レストランに卸していた。
従業員の多くは中高年、就職もままならないだろう、北海道の地方都市である。
報道や想像で書いているが、経営者の姿勢に対する、判断はあまり違わないと思う。
経営手法から、M&Aまで、特に米国の手法、手段が日本に蔓延して、経営者の
こころというか、人間としての考え方まで、割り切った米国流になってしまったことが
悲しい。

by monejiiji | 2007-06-28 06:52 | その他


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