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案山子のひとりごと

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2006年 12月 14日

一杯のお茶

昨日降った雨も上がり、はれ
相変わらず、あまり寒くない朝、散歩のコースも
まんねりか、アングルも一緒
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われわれは、一杯のお茶を飲んでいるとき、その味をしみじみ
味わっていることは少ない。相手がいて、会話しているときは別として
一人で飲んでいたりすると、こころは過去か、未来に飛んでいる。
過去の出来事を、思い煩い、未来のことを心配している。
そして、気がついた時には、お茶はなくなっていて。飲んだことすら
覚えていない。
今と言う時間を、大切に心のありようを考えないと
人生も、まさにこのお茶のようなもの
これは現役時代、心した言葉でしたが、リタイアしてみると
また違った感慨があります。一杯のお茶を喫するのに
深遠な作法をあみ出した、わが民族。それが戦国時代であったことに
驚きを禁じ得ません。
一杯のお茶のなかに、人の世の哀れを写していたとしたら
いまさらながらに、その感性と、スケールに驚かされます。
遠い昔、お点前を習っていたとき、ただ足がしびれただけでした。

by monejiiji | 2006-12-14 07:55 | その他


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